体調、感受性、性格は食事できまる
人間が生きていく上で、食べる行為は絶対不可欠なことです。ただ単に食べると言ってもじゃあ何を食べれば、健康維持できるのか、また体に優しい食事とは何か、ここで簡単に書いていきます。
食事が行動の傾向性や、性格、感受性に影響を与えます。つまり、食事次第で良くもなり、悪くもなるということです。例えば、不調を自分の性格や、体質のせいだと思うという人は多いと思います。その根本的な原因は食事にある可能性があります。
身体にいい食事とは、精神状態を良くすることも意味します。食事を見直すことで人生が変わるきっかけが生まれます。
食事を整えると、身体的、精神的に落ち着き、病気の予防、イライラ予防、集中力アップ、精神病であれば心配性、うつ病予防など様々なメリットがあります。
食事を見直し、ストレス、イライラを減らす
まずストレスやイライラのメカニズムについてお話します。身体や精神的にストレス、イライラを感じると、副腎からコルチゾールというホルモンが分泌されます。この分質は通称ストレス分質ともいわています。この分質が出され続けると、過剰のストレス、イライラ状態となり、身体的、精神的に悪影響が出てきます。例えば、血圧が上がってくる、ビタミンCが過剰に使われ、それによりイライラ状態が増すなどです。
イライラした時や、ストレスを感じたときは無性に甘いものが食べたくなる方が多いと思います。僕もその一人です。アイスクリームや、ケーキ、チョコレートを食べてイライラを紛らわせる、けどこれって一番やってはいけないことなんです。
どうして?
甘いものを急に取ると、血糖値が急激に上昇してしまい、身体がこの血糖値を下げるために膵臓からインスリン(ホルモン分質)が大量に放出され、今度は血糖値(低血糖)が下がり過ぎてしまいます。この状態になると、身体が生命維持のためにストレスホルモン(コルチゾール)が分泌され、更にイライラ、ストレスのもとになるということです。これを繰り返し行なっていると、ストレスに対する耐性が低くなり、ちょっとしたことでイライラしたり、ストレスが溜まりやすい体になってきてしまいます。
これを克服するには
ー極力甘いものを控える(急激に血糖値を上げる物を控える)
ー緑黄色野菜を多く摂る
ー赤みのお肉、青魚を増やす(タンパク質のある食品と取る)
ービタミンCの多い食品を取る
ー常温以下の食べ物、飲み物を控える(例、アイスクリームを食べると、身体を冷やしてしますので、これがまた身体に取ってストレスとなってしまう)
ー間食したくなったら、甘いものではなくナッツを食べる
食事を少し見直すだけで、イライラ、ストレスが減るので今一度食事を見直してみてください。