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ダイエットをやめればドンドン痩せる!精神科医が教える「しない」だけダイエット12の法則 by 樺沢紫苑 〜書評〜 やっぱりストレスが一番太る原因
ダイエットの本はたくさん出版されています。炭水化物を抜いた食事法、運動せず痩せれるなど、たくさん本が出ています。例えば運動せず痩せられるというタイトルで売られている本は、どうも個人的には良いとは思いません。僕は、このようなタイトルで売られている本には興味がありません。何故かと言うと、人間の体は運動するようにできているからです。確かに食事を制限するだけで、体重は落ちると思いますが、これがしっかり健康な体重の落とし方といえば疑問になります。またまた大好きな著者でもあり、医者でもある樺沢先生の本を読みました。この本はダイエットをやめれば痩せると、ちょっと変わったタイトルです。読んでいくと興味深いことが書いてあります。
今日は、”ダイエットをやめればドンドン痩せる!精神科医が教える「しない」だけダイエット12の法則 by 樺沢紫苑 〜書評〜 やっぱりストレスが一番太る原因”のお話です。
ストレスを溜めることは肥満の原因
ストレスも良いストレスと悪いストレスがありますが、過度にストレスが長期的に掛かると、体や精神に悪い影響を及ぼします。その一つに肥満になる原因が隠されています。ダイエットも苦しいと思うと、ストレスになり、その時はうまくいくんですが、長期的に見るとなかなか成功しないようです。それはダイエットが苦しいと思うからです。なんでもそうですが、いやいややっていると思うように結果がでませんよね。これってダイエットでも言えることです。ダイエットをして楽しいと思うと、ストレスを溜めずに痩せることができます。著者がここで語っていることは、苦しいダイエットはするなです。楽しみながらダイエットをすると、継続してダイエットを行えます。
著者が語るダイエット12の法則を守り、自分のダイエットスタイルを持つ
この本で12のダイエット法則を紹介しています。以下が12の法則です。
1.つらいダイエットはしない
2.禁止、制限しない
3.一人でしない
4.厳密にやらない、アレンジする
5.カロリーや体重にこだわりすぎない 適正食を目指せ
6.ストレスを取り除く
7.睡眠不足しない
8.運動不足しない
9.シメのラーメンを食べない
10.ドカ食い、バカ食いしない
11.間食しない
12.早食いしない
法則1は苦しいダイエットはしない
法則2は食べるものを極端に禁止したり、極端な制限を設けない
法則8は痩せるための運動ではなく、健康に保つ運動をする
法則9は夜遅くに食べないという意味です
法則12はよく噛んで食べる
ここで法則2の禁止、制限しないは、自分が思っていたことと、違ったことが書いてありました。食べてはいけない=禁止、その禁止から食べても良いことにすることです。ただし大事なことは、特定の食材を食べることです。低カロリーな物を選ぶということ。例として、豆腐、サラダ、ツナ缶、野菜スープなどです。自分で食べても良いものを選んでおくと、食べてはいけないから、食べても良いに変わり、ストレスが減り、痩せる効果につながるそうです。
法則5にも興味深いことが書いてあります。多くの人が体重だけでダイエットの成否を決めてしまいますが、体重だけに気を取られてしまうと、リバウンドですぐに元の体重に戻ってしまいます。ダイエットの目的は体重を落とすこともありますが、それよりも筋肉量などを考慮して総合的に判断することが大切です。
法則7は寝不足は太る原因。睡眠不足になることで、太る原因になることは知っていました。寝不足状態でいると、脂肪代謝が低下して、脂肪の燃焼率が低くなります。また寝不足によって引き起こされる間食、ドカ食いにも繋がります。ここでも睡眠の重要性を語っています。痩せたいなら睡眠をしっかり取る。
まとめ
簡単そうで意外と守れていないこの12の法則。少しずつ日常生活に取り入れ、それらが習慣となることを目指さなければいけないと、考えさせられる1冊でした。肥満は現代病で、肥満になることで糖尿病になったりと、大病になる可能性も出てきます。しっかり12の習慣を取り入れていきたいものです。