G’day (@scanezy)です。
このごろココナラから、ワードプレスサイト引っ越しの依頼が多くきています。
今のサーバーパフォーマンスが良くないので、新しいサーバーへ引っ越しをしたい。
こういった依頼を多く受けています。
ワードプレスには便利なプラグインがいっぱいありますが、その中のひとつDuplicatorはワードプレスサイトを簡単に旧サーバーから新サーバーへ引っ越しすることができる、便利なプラグインです。
Duplicatorを使わず、マニュアルで旧サーバーから新サーバーへ移行することも可能ですが、マニュアルで行うと、データベースのバックアップを取り、データベースの移行など、なかなかハードルが高い作業が伴います。
どうせなら楽な方法で引っ越しできるほうがいいですよね。
そこでワードプレスplugin、Duplicatorを使って旧サーバーから新サーバーへの引越方法について説明していきます。
Contents
旧サーバーから新サーバーに引っ越しするときの準備
サーバーの引越しに伴い、いくつか準備することがあります。
新サーバーの準備
ここで大事なことは、旧サーバーのパフォーマンスがイマイチで、新しいサーバーに切り替えると思いますが、このときに信頼できるサーバー選びが必要です。
安さだけで選んでしまうと、新サーバでも旧サーバとおなじ羽目になってしまいます。
そこでオススメのサーバーは、エックスサーバをおすすめします。
信頼できるサーバーです。
ドメイン名が登録されているドメイン会社のログイン情報が必要。
旧サーバーから新サーバーに引っ越しする際に、ドメイン名を旧サーバーから新サーバーへドメインネームサーバーを設定する必要があります。
この設定は旧ドメインからワードプラス plugin Duplicatorでバックアップを取ってから、DNS(ドメインネイムサーバー)の設定を新サーバに変えます。
プラグインDuplicatorをインストール
まずはじめに、ワードプレスのプラグインプラグインページから、Duplicatorをダウンロードします。
ダウンロードの仕方は、ワードプレスのダッシュボードから「プラグイン」ーー>「新規追加」ーー>検索から「Duplicator」と入力します。
Duplicatorを選んでインストールします。
無事インストールが終わったあと、プラグインを有効化します。
ダッシュボードのメニューにDuplicatorが表示されます。
まずはパッケージを作成します。
右上にある「Create New」クリックして、次の画面に進みます。
ここではアドバンスな設定ができますが、デフォルト設定で行います。「Next」ボタンをクリック。
パッケージの名前を変えることができますが、デイフォルトのままでも問題ありません。
もしエラーがある場合は、ここで表示されます。エラーがあるとここから進めないときがあるので、しっかりエラーを直してから「Build」ボタンをクリック。
Duplicatorがパッケージを作成始めます。サイトの大きさにもよりますが、30秒もすればパッケージが出来上がります。
パッケージ作成が終わると、「Installer」と「Archive」2つのファイルが表示されれます。
これら2つのファイルをそれぞれダウンロードします。
次は新しいサーバーへの移行作業です。
新サーバーへ移行方法
DNS(ドメインネイムサーバー)を変更する
ドメイン名が登録されているDNS(ドメインネイムサーバー)を変更する必要があります。
ドメインネイムサーバーを変更することにより、新サーバーからサイトファイルを読み込みます。
ドメインネイムサーバーを切り替えると、一時的にアクセスができません。反映されるまで少し時間がかかります。
FTPソフトを使い2つのファイルを移行
FTPソフトを使い、先程ダウンロードした2つのファイル(installer, php, Archive (zipファイル)を新サーバーのWordpressがインストールされているフォルダーへ、これらの2つのファイルをアップロードします。
ファイルの移行場所は、サイトのルートフォルダーにアップロードします。
例えば、ドメイン名がsample.com の場合、sampleフォルダーの中に、これらのファイルをアップロードします。
Installer.php ファイルのアクセスする
次はルートフォルダーにアップロードした、installer.php ファイルにアクセスします。
例えばドメイン名がsample.comの場合、sample.com/installer.phpとアドレスバーに入力します。
この作業を行う前に、ドメインネイムサーバー(DNS)を切り替えておく必要があります。
データベースの設定
次にデータベースの設定をします。新サーバーへインストールしたワードプレスのデータベース情報を入力します。
ここでは、エックスサーバーへ移行したときを例に設定方法を記載します。
データベースに接続するため、データベース名、ユーザー名、パスワード、ホスト名を入力し、データベースがしっかり接続されるかテストします。
「Test Database]をクリックすると、データベースが正しく接続されるか確認することができます。
もしデータベース接続がうまくいかない場合は、もう一度、データベース名、ユーザー名、パスワード、ホスト名が正しく入力されているか確認してください。
問題がなければ、「Next」をクリック。
インストールの最終確認画面が出てきます。
表示されている内容に間違いがなければ、「Yes」をクリック。
URL、インストールされるパス、タイトルに間違いがなければ「Next」をクリック。
「Admin Login」からワードプレスのログインページに行きます。
ログインIDとパスワードは、旧サーバーで使用していたものがそのまま使用できます。
以前の通りIDとパスワードを入力します。
「This site has been successfully migrated!」と表示されれば、サイト移行が正しく行われことになります。
最後にもう一つ行うことがあります。それはインスールファイルが、フォルダーに残っているので、これらのファイルを消去するひつがあります。
インスールファイル(installer.php)をフォルダーに残しておくと、セキュリティーに問題があるため、これらのファイルを、上記の写真のリンクから消去します。
「Remove Installation Files Now!」をクリック。
これですべての工程が完了しました。
まとめ
ワードプレスplugin、「Duplicator」を使えば簡単に旧サーバーから新サーバーへ移行することができます。
マニュアルで行うと複雑な作業がありますが、「Duplicator」を使うと簡単な設定でサイト移行ができます。