G’day(@scanezy)です。
Wim Hof(ヴィム・ホフ)氏がメルボルンでセミナーを開催しました。
参加者数もかなりのもの。おそらく1000人以上はセミナーに来てたのでは。
それだけ大人気のセミナーです。
現在ヴィム・ホフ氏は、オーストラリアツアーをされており、メルボルン、シドニー、ゴールドコーストで今月セミナーを開催されます。
ヴィム・ホフ氏は、アイスマンのニックネームでも呼ばれ、いくつもの世界記録を持っています。マウントエベレストにパンツ一丁で登ったり、氷漬けの中に体を1時間半座り続けたり、氷山の海で泳いだりと、常識では考えられない記録をいくつもっている人です。
ヴィム・ホフ氏は、呼吸法、冷水法、コミットメントの3つを続けるだけで、これらのことができると言っています。
ヴィム・ホフ氏が独自に開発した、Wim Hofメソッドのセミナーで学んだことを紹介します。

Contents
現代の環境は、人間の持っている力を奪ってしまう
暑いときにはエアコン、寒いときには暖房。こんな環境に慣れてしまい、人間が本来持っている免疫が低下してしまい、すぐに風邪を引いたり、アレルギーを起こしたり、さらには心臓疾患になったりするそうです。
人間が持っている本来の力を、Wim Hofメソッドで取り戻すのが目的です。
自律神経を自分で操り、免疫を高めることで、細菌、アレルギー、病気などから体、メンタルを守ります。
ヴィム・ホフ氏から呼吸法を学ぶ
このセミナーのメインとも言える呼吸法。
ヴィム・ホフ氏から直々に呼吸法を学ぶ機会があります。
呼吸法の重要性の説明からはじまり、実際に呼吸法を学びます。
呼吸法は以下の通り
1.リラックスし座った状態もしくは、寝た状態からスタート。
2.大きく鼻または口から大きく息を吸い、ゆっくり口から息を吐き出します。このときにすべて息を吐き出すのではなく、かるく息を吐き出します。これを30回繰り返します。このときに、顔や手がしびれることがありますが、なんの異常もありません。
3.30回終わったところで、最後にもう一回大きく呼吸します。このときには体全体に酸素が行き渡るイメージをし、軽く息を吐き、そこで息を止めます。
4 息苦しさを感じるところまで息を止めます。苦しくなったところで大きく息をとりいれ、10秒息を止めます。その後ゆっくり息を吐きます。
上記の呼吸法メソッドを3回繰り返します。
注意:水の中、お風呂、運転してるときにこの呼吸法を行わないこと。
初のアイスバス(氷風呂)に挑戦
ヴィム・ホフがアイスマンと呼ばれる理由の一つに、彼が推奨しているアイスバス(氷風呂)があります。
水風呂の中に大量の氷をいれて、水温を下げその中に体をドボンと数分間浸かるというもの。
さすがに氷風呂に入るには、勇気がいります。
まずはじめにヴィム・ホフが準備運動として、体をゆっくり呼吸とともに温めるエキササイズから始まり、その後2分間、肩まで氷風呂につかります。
氷風呂の感想は、冷たいのを通り過ぎて、手の指先や足の指先あたりに痛みが走りました。
ヴィム・ホフ氏のインストラクションに沿って、ゆっくり鼻から呼吸をし、鼻から息を吐き出すと驚くことに、30秒後には体、メンタルともに慣れてきます。
呼吸法一つでここまで効果があるなんてすごい。
不思議なことに2分間氷風呂に、肩までつかっていましたが、氷風呂からあがると自律神経が体を温めるために、心臓から血液を体隅々まで送るのが、実際に感じられました。

直接ヴィム・ホフ氏に質問
セミナーの最後には質問時間も設けられ、早速質問したいことを、直に聞いてみました。
その質問とは、子供にもヴィム・ホフメソッドを取り入れても良いのか?
ヴィム・ホフ氏からの答えは、是非取り入れたほうが良いと、答えが帰ってきました。
呼吸法、冷水法を子供に取り入れることで、アレルギー反応がなくなったり、喘息がなくなったりと、効果があると返答がありました。
医学的根拠も交えて、なぜ子供にも良い影響を与えるのかを説明してくれました。

まとめ
ヴィム・ホフ氏はメンターとなることは間違いなし。
まだヴィムホフメソッドを始めてまだわずかですが、効き目を感じています。
いつも無意識で行っている呼吸ですが、意識を向けることで、かなりの期待が見込めます。
アレルギー、喘息、免疫を上げる効果もあるので、風邪をすぐ引いてしまったり、体調がすぐに崩れてしまう、そんな方にはオススメの方法だと言えます。
ヴィムホフ メソッド オフィシャルサイト