現在ノーザンテリトリーに、サイクロン(熱帯低気圧)が上陸したせいか、今朝のダーウィンは土砂降りの雨でした。ダーウィンから700キロ離れたところで、サイクロンが上陸したようです。
ダーウィンには、このサイクロンは上陸しないようですが、週末のダーウィンの天候は荒れるとのこと。サイクロンは日本で言う台風。ノーザンテリトリーが雨季の時期は、サイクロンがよく発生する季節でもあります。
日本の夏は台風がおなじみですが、アメリカではハリケーン、オーストラリアではサイクロン。この違いってわかりますか?
この3つの特徴といえば、強い風が吹き、猛烈な雨が降ること。でもこれら3つはそれぞれ違う特徴を持っています。
ではこれら3つの違いは何かを解説していきます。
台風、ハリケーン、サイクロンの違い
これらの違いは、熱帯低気圧が発生する地域により呼び名が異なります。
台風なら東経180度よりの北太平洋または南シナ海で起きる低気圧を、台風と呼びます。
ハリケーンは北アメリカ、カリブ海、メキシコ湾さらに西経180度より北太平洋の東部、サイクロンは気とインド洋で発生する熱帯低気圧を指します。
ノーザンテリトリーで今年初のサイクロン警報
ダーウィンは、今のところサイクロンの心配はありませんが、ダーウィンから700キロの東部では深刻な被害が予想されます。サイクロンが発生すると、それぞれ名前がつけられます。日本でいうと台風○○号って感じです。今回のサイクロンの名前は、サイクロン トレバー。
サイクロン トレバーのカテゴリー4。サイクロンの強さをそれぞれ、カテゴリーごとにあらわしていますが、カテゴリー1は、それほど危険がない、カテゴリーの数が上がるに連れ、サイクロンの強さが増していきます。カテゴリー5が最も危ないサイクロン。今回のサイクロンはカテゴリ4なので、かなり強いサイクロンだと予想できます。
まとめ
ダーウィン近郊に住むと、どうしてもサイクロンは避けられません。サイクロンに備えることが大切です。